-食品リサイクル製品 ─ 認証・普及制度-

2014/04/04

-食品リサイクル製品 ─ 認証・普及制度-

昨今、日本では年間 500 万 t~800 万 t の食品が廃棄されています。これは、単にもったいないとい だけでなく、深刻な環境問題の一因にもなっており、食品廃棄を減らすことはもちろん、廃棄された食品の再利用にも積極的に取り組むことが求められています。
今回は、廃棄された食品の再利用を推進する認証制度「食品リサイクル製品 ─ 認証・普及制度」をご紹介します。

●認定制度の特徴●

食品リサイクル製品 ─ 認証・普及制度は、循環型社会の形成に貢献する事業者や生活者の活動を応援することを目的に平成 21 年に制定されました。
この認証制度では、食品循環資源でつくられた肥料(=食品リサイクル肥料)を第三者認証機関が認証ししています。 ーク利用に当たっては、利用者による別途の申請手続きが必要となります。

●認定制度を利用するメリットは?●

食品リサイクル肥料を使用して生産された農産物や加工食品には、認証番号や識別 ークが けられるので、生活者は、環境を意識した商品選択を行 ことが可能になります。また、商品の生産・販売に関わる企業も、環境に配慮した商品であることをアピールできるため、他の商品との差別化を図ることができます。この認証制度により、生産・販売に関わる事業者も、商品を購入する生活者も、食糧循環資源を有効に利用し、生活環境の保全に 与できます。

●認定を取得した取り組み・取得状況●

2014 年 5 時点で、食品リサイクル製品の認証を受けた堆肥は 12 銘柄です。

●ご担当者様からのコメント●

ーク利用の審査では、好気性発酵に基づいた堆肥の合格率が高くなっています。多くの事業者の方からの申請をお待ちしています。

 

食品リサイクル製品 ─ 認証・普及制度

各種お問い合わせ

お気軽にお問い合わせください。