【年度テーマ】竹の歯ブラシ
更新日:2020年3月9日
- 企業・団体名
- ファイン株式会社
- 商品・サービス概要
- 【年度テーマ:「プラスチックごみ問題」の解決につながる商品・サービス】
歯ブラシ全体の96%を占めるハンドル部の樹脂を、国産の竹の微粉末と、ポリ乳酸を混ぜた生分解性樹脂で作った製品。石油資源を使わず、生分解していく樹脂で、廃棄時に土中に埋めても分解しやすく、焼却してもCO2の増加にならないよう生産している。国産の竹を使うことで、日本国内の竹材の利活用をしている。ブラシ部は、好みや体質などにより、生分解する天然毛(豚毛)と、石油系繊維である超極細毛の2アイテムから選べるようになっている。化学物質過敏症の方にも反応の出にくい製品として支持されている。 - 価格
- 451円
- 販売情報
- [オンライン]ファインオンラインストア
[店舗](株)プレマ(要事前連絡)
- 該当するSDGsのカテゴリ
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審査員コメント
土に還る歯ブラシを開発した技術力に脱帽。竹の活用は様々な分野で見られるが、そのまま使うのではなく、生分解性樹脂化している点で一歩先を進んでいる。磨きやすさなどの商品性を保持しながら、石油由来素材フリーを実現しているので、生活者が買いやすく、使いやすい。業界初の消費期限を設けている点もユニークで、生活者がプラスチックごみ問題を知るキッカケとなる。竹でできているとは思えない風合いで、耐久性も申し分なく、プラスチックの代替品として全く問題がない品質と評価できる。