MERRY RICE 英田上山棚田米
更新日:2019年8月1日
- 企業・団体名
- 一般社団法人 上山集楽
- 商品・サービス概要
- 上山地区(岡山県)にかつて広がっていた8300枚の棚田は日本でも最多クラスの規模。典型的な過疎高齢化と空洞化が進んでいる同地域において、耕作放棄地や放置山林、古民家などを未利用資源と捉え、特に棚田という空間的価値を高めていくことによって、そこで生まれた産物(米など)がブランド化していくビジネスを志向している。棚田利用の中心を担う本商品「米」は、自然栽培で安全安心を提供しながら、若い移住者と地元が進めている集落再生のストーリーの象徴としてその志縁の中核を担うものである。都市住民によって結成された英田上山棚田団との協働というストーリー性に加え、デザイナー水谷孝二氏によるパッケージデザインなど、付加価値創造に努めた結果、「MERRY RICE」は、日本パッケージデザイン大賞2013を受賞している。
詳細はこちら - 価格
- 2013年度 10,500円(600g×6袋/配送料および5%の消費税込み)
(2014年分の発売開始予定は11月ごろからで3か月間程度」) - 販売情報
- 2013年度は、そごう・西武「冬ギフト」限定販売
(そごう9店舗、西武15店舗、そごう西武のe.デパート)
※2013.10.12~12.15まで
2014年は未定。
- 該当するソーシャルカテゴリ
審査員コメント
パッケージデザインやネーミングなど、見た目からまず魅力が伝わってくる。実際のお米も、粒が大きく、ふっくらとして粘りがあり、とても甘い。それが棚田を含む集落全体の貴重な資源を使い、難しい自然栽培のもとで作られたというストーリーは、オリジナルで特別なものである。地域資源×社会性・ストーリーで差別化に成功しているよい例であり、同じような課題を抱える他地域の参考になるモデルである。