RAU-RAU-G YUKA(らうらうじ ゆか)
更新日:2021年2月12日
- 企業・団体名
- サンワード株式会社
- 商品・サービス概要
- ダウン症候群の方の未来を支えていくために、何かできることはないだろうかという想いから生まれたカバン・袋物のメーカーブランド「RAU-RAU-G YUKA」。ダウン症候群の西村有加さんが描いた絵をプリントした綿のキャンバス生地を使用し、ポーチ・バッグ等を商品化している。 “愛のある暖かい”親子関係を築いて欲しいという想いから、赤ちゃん用商品、親子商品を中心に展開。西村さんに商品の販売金額の一部を企画料として支払う仕組みを作り、自立支援を行っている。知的障害・自閉症の上中美愛さんのデザインに関しても新たに商品化契約を結び2018年に商品販売を開始。更に数名の障害者との交渉も継続中で障害者アーティストとの取り組みが広がっている。
- 価格
- 1,320円~10,120円
- 販売情報
- [実店舗]ジョイブファクトリー
[オンライン]ジョイブステーション
- 該当するSDGsのカテゴリ
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審査員コメント
一人の少女の障害者アート作品を、廃棄物やエコ素材の活用など複数の社会的取り組みを取り入れながら、市場で通用する商品に仕立て、彼女の経済的自立を支援したストーリーが共感を呼ぶ。同一デザインの商品ラインナップが豊富であり、魅力的なブランドの域に達している。障害者と企業が契約を結び、企画、商品化、販路も含めて、サプライチェーンを一貫してコラボレーションする本プロジェクトは、ビジネスを通した障害者支援のあり方として示唆に富む。今後、プロジェクトの横展開に期待が寄せられる。