Smart Eye Camera (SEC; スマートアイカメラ)
更新日:2023年2月24日
- 企業・団体名
- 株式会社OUI
- 商品・サービス概要
- 現役の眼科専門医が、日本及び途上国での眼科診療を通じて発見した課題を解決するため、自ら開発・医療機器として実用化に成功した眼科医療機器。スマートフォンアタッチメント型医療機器で、既存の細隙灯顕微鏡と同様に眼瞼・角結膜・前房・虹彩・水晶体・硝子体の観察を行い、白内障などの眼科疾患を診断することが可能。専用アプリを用いた画像ファイリングで眼科の遠隔診療を可能とし、診断AI などの実装も進んでいる。
- 価格
- 198,000円(税込)
- 販売情報
- 【実店舗】インドネシアの国立病院”Harapan Kita National Center for Women & Children’s Health”での導入。Dr. Andito Adisasmitoや、 コメディカルが使用。 Dr. AnditoはHarapan Kita病院唯一の眼科医、 未熟児や、 出産時に合併症、新生児のスクリーニングなどにSECを活用。SECはポータブルであるため、ICU管理の未熟児でも往診が可能。 今までは、 同様の医療機器がなかったため、新生児の前眼部スクリーニングが 出来なかった現状がSECのおかげで、牛眼(先天性緑内障)・小角膜・ICE症候群などの先天異常のスクリーニングが可能となりました。 https://rsabhk.co.id/
【インターネット(URL)】https://www.instagram.com/p/Cg1tsz9pWM8/
【その他(カタログ通販、テレビ通販など)】事例集:https://medium.com/@smarteyecamera 事例集(youtube):https://www.youtube.com/watch?v=A1qOuyufwJQ カタログ:https://ouiinc.jp/wp-content/uploads/2022/10/SEC_brochure_221015_jp.pdf デモ希望:https://ouiinc.jp/contact/demo/
審査員コメント
途上国や僻地での眼科医療の内容を劇的に向上させるものであり、すでに多くの人の失明を未然に防いでいる。「スマートフォン」「3Dプリンタ」の利点とAI技術などを組み合わせながら、医療現場に簡易な方式で導入出来る点も大変素晴らしい。エビデンスを重視し、医療現場に還元する姿勢も医師がリードして開発したプロジェクト/プロダクトならでは。ボランティアで訪れた途上国でその医療現場の課題に触れ、当該商品の開発に尽力した創業者のストーリーにも大いに共感するものである。「世界の失明を50%減らし、眼から人々の健康を守る」という大きなミッションも決して夢ではないと思わせてくれる実力のあるプロダクト。日本発信の新しいビジネスのロールモデルとしてより一層の成長を期待している。