父母ヶ浜協力金を活用した持続可能な観光地づくり
更新日:2024年2月29日
- 企業・団体名
- 一般社団法人三豊市観光交流局
- 商品・サービス概要
- 香川県三豊市の父母ヶ浜(ちちぶがはま)は、2017年頃からウユニ塩湖のような写真が撮れるとSNSで人気となり、観光客が6年で約100倍、年間約50万人が訪れるようになった人気の観光地である。 2023年には、地域のボランティアが守り続けてきた美しい海岸の自然環境を守るとともに、来訪者が安全で安心に滞在できる環境を提供するためのオンラインによる協力金(寄付金)システムを設立。 地域と観光客が共に観光地を守り、共に創っていくことを目指している。
- 価格
- 寄付:1口500円~
- 販売情報
- 実店舗 父母ヶ浜
インターネット(URL) https://www.mitoyo-kanko.com/chichibugahamahistory/
公式サイトでの紹介 https://www.mitoyo-kanko.com/chichibugahamahistory/
オンライン決済(協力金受付サイト) https://congrant.com/project/chichibugahama7/6446
現地店舗での募金箱設置
- 該当するソーシャルカテゴリ
審査員コメント
地域住民のボランティアの手で、美しい海岸や海浜の自然環境を守り続けている活動そのものが素晴らしい。観光で訪れた来訪者に対してこの活動の重要性を訴え、海岸保全への支援募金を行うというシステムを作り上げた点、さらにその募金を障害のある来訪者のためのバリアフリー化に向けた環境整備など具体的な社会貢献施策に向けて取り組んでいる点も評価したい。美しい景観を享受するためには、利用者の負担が伴うという社会的な意識改革の提言・挑戦であり、この意識改革はますます重要になる。地域コミュニティが大切にしてきたものを、観光客にも広げて持続可能にする本取り組みを今後も応援していきたい。