産学福祉連携のアップサイクル商品
更新日:2025年2月6日
- 企業・団体名
- 滝澤研究室 (現 実践女子大学生活科学部生活環境学科)
- 商品・サービス概要
- 実践女子大学のファッションデザイン研究室の学生が、瀧定名古屋株式会社の未利用生地や多摩都市モノレール株式会社の使用済み制服・作業着を素材として活用し、オリジナルのアップサイクル商品をデザイン。名古屋市身体障害者福祉連合会 第一ワークス・第一デイサービスが縫製を担当し、産学福祉連携で完成させた。環境への配慮と社会貢献を両立し、大量廃棄問題の解決や障害者雇用の創出に寄与。地域・企業・福祉が協力し、持続可能な未来を目指す取り組みとして展開している。
- 価格
- 2,500円~6,000円/個
- 販売情報
- イベント等での販売
審査員コメント
本プロジェクトは、ファッションデザインを学ぶ学生にとって貴重な学びの機会となり、実際に制作・販売まで経験できる点が大きな魅力である。学生主導の取り組みであることが、応援したくなる気持ちを生み出し、未来のクリエイター育成にもつながる点が素晴らしい。さらに、産学福祉連携のモデルを採用し、一企業による取り組みにとどまらず、複数のセクターが協力しながら未来を創造している点も高く評価できる。廃棄予定の素材をアップサイクルし、新たな価値を生み出すだけでなく、障害者の就労機会を創出する社会的意義のあるプロジェクトである。機能性と温かみを兼ね備えたプロダクトとしても魅力的であり、社会に良いインパクトを与える素敵な取り組みといえる。産学官連携による持続可能なものづくりのモデルとして、今後の展開にも期待したい。
この企業について

滝澤研究室 (現 実践女子大学生活科学部生活環境学科)
東京都日野市大坂上4-1-1
https://www.jissen.ac.jp/learning/hles/environment/index.html