ソーシャルプロダクツとは
ソーシャルプロダクツの定義
ソーシャルプロダクツとは、企業および他の全ての組織が、生活者のみならず社会のことを考えて作りだす有形・無形の対象物(商品・サービス)のことで、持続可能な社会の実現に貢献するものである。
※「企業および他のすべての組織」とありますが、個人がつくり出すものもその対象に含まれます。
「ソーシャルプロダクツ」とは、以下に挙げた事項などに関連する人や地球にやさしい商品・サービスの総称で、生活者がよりよい社会づくりへの参加(社会貢献)が可能なものをさします。
ソーシャルプロダクツの特徴
「ソ-シャルプロダクツ」は、広く社会にも恩恵をもたらすという性質をもっており、生活者は「ソ-シャルプロダクツ」を通じて気軽に社会貢献をしたり、より良い社会づくりに参加したりすることが可能です。例えば、オ-ガニック商品を選ぶことで、そうではない商品よりも環境への負荷を低減したり、フェアトレ-ドの商品を購入することで、途上国の生産者の生活の質の向上に貢献したりすることができます。
また、「ソ-シャルプロダクツ」は商品やサ-ビスのつくり手である企業にとっても、大きな意味をもっています。本業と密接に関連した社会的取り組みである「ソ-シャルプロダクツ」の製造・販売は、企業やブランドの理念あるいは企業姿勢を社会に広く知らしめると同時に、そこに新たな価値を付加してくれるものでもあるのです。
さらに、「ソーシャルプロダクツ」には、“人と人をつなぐ”という特徴もあります。例えば、エコな商品は今の世代と将来の世代を豊かな環境を通じてつなぎ、フェアトレ-ド商品は途上国の生産者と先進国の消費者を適正な貿易でつなぎます。「ソ-シャルプロダクツ」は、人と人とのつながりを生み出しながら、皆が一緒になってよりよい社会をつくり出していく手段でもあるのです。